決済代行会社を選ぶ3つの注意点!集金代行はメリットだらけ!

取引先が期日通りに代金を支払ってくれない──。こうなると経理は消込作業や入金確認に追われ、営業は外回りを中断して督促や代金回収に奔走しなければなりません。これは、どの企業にとっても非生産的な業務であり、改善すべき課題です。

こうした非効率な業務を解決してくれるのが、集金代行というアウトソーシングビジネス。それ単体でひとつのサービスである場合もあれば、請求業務代行の一環として位置付けられているトータルサービスもあります。

そこで、今回はこの集金代行について、サービス利用のメリット、決済代行業者を選ぶポイントといった観点から解説します。

期日までに支払いがない……1件1件確認しては日が暮れる入金管理

後払いが基本の掛け売りは、企業間の信用があって初めて成立する取引。ところが、実際には、少なからず「未入金リスク」が存在し、最悪の場合、回収不能となるケースも。回収できるかどうか以前の問題として、未入金は業務に大きな支障を与えます。なぜなら、請求書に記載された期日までに入金がなければ、会計上は「貸し倒れ」として損失計上しなくてはならず、経理担当は消込作業に多大な労力を費やすことになるからです。

営業担当は売掛金の回収や督促業務が発生するため、本来のコア業務である営業活動を中断せざるを得ません。それでも、訪問先で支払いの確約が取れれば救いはありますが、当事者が不在であったり、あてにならない支払い期限の先延ばし交渉に付き合わされたりする可能性もあります。

このような未回収リスクによる催促や入金管理の手間が社員にとって負担となり、コア業務を圧迫するため企業にとって重大な損失になります。

集金代行のメリットと決済代行会社選びのポイントは?

集金業務を代行会社に依頼するメリットは、未入金に伴って発生する非生産的な業務を解消することで社員の負担を軽減し、営業担当が営業活動に専念できる環境を整備できることです。もちろん、収益の安定的確保、顧客取引のスムーズ化といった側面も見過ごせません。また、自社で現金を扱わずに済むため、回収時の紛失、計算違いといったミスも防げます。いずれにせよ、ノーリスクで確実に資金回収できる点は非常に魅力的と言えるでしょう。

では、決済代行会社を選ぶ際に注目すべきポイントはなんでしょうか? 注目すべきは、サービス内容が自社の業務スタイルや商材、販売方法にマッチしているかどうかです。また、請求書作成・発行・送付だけでなく、取引先への督促、代金回収までトータルでサポートしているかどうかも重要です。決め手は、その代行会社に十分な導入実績があるかどうか。なぜなら、導入実績は、業務遂行能力=代金回収能力に優れ、多くの取引先から高く評価されている証拠だからです。手数料が安いというだけで安易に業者を選ぶのは避けましょう。

手間がかかる入金管理をまるなげできる決済代行会社を見つけよう

最近では「BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)」とう言葉も聞かれるようになり、煩雑な事務処理などを社外化する動きはすでに多くの企業で一般化しています。ただ、同じ請求代行でも守備範囲が請求書の作成・発行・送付だけという業者も多いので、BPO活用の際はこの点に注意が必要です。

請求業務、集金業務に関わるすべてのフローをカバーするだけでなく、非効率な作業に費やすリソースをコア業務へ“まるなげ”できるような決済代行会社を見つけることが、事業の成長スピードを加速させるための近道と言えるでしょう。

まとめ

BtoB向けの決済代行サービス「NP掛け払い」は、請求書発行から与信審査、代金回収、入金管理、催促、未回収リスク保証まで掛け売りのすべてを代行できます。

物販ビジネスや継続課金ビジネス、EC、カタログ通販、対面営業、クラウドなど対応業種を選ばない点も「NP掛け払い」ならではの利点と言えるでしょう。毎月のように請求業務・集金業務に追われ、利益を生みだす本来の業務がスポイルされていると感じる経営者様は、ぜひ2,300社以上が利用する「NP掛け払い」を検討されてはいかがでしょうか。