売り手さま 買い手さま

みんなのマーケット株式会社様

自社請求を切り替え、業務負荷が100%削減。

みんなのマーケット株式会社様
業種:オンラインマーケットプレイス

みんなのマーケット株式会社様は、出張・訪問サービスに特化したインターネット商店街「くらしのマーケット」を運営されています。 年間の流通総額は数十億円まで到達し、ここ3年間の平均成長率も約200~250%と継続的に大幅成長されているベンチャー企業です。 順調に成長されているみんなのマーケット様ですが、出店事業者数の増加に伴い、お支払い遅延の対応数、未回収額の増加が会社の課題となっていました。 その課題を解決したのが『NP掛け払い』です。
これまでの運用フローを変えずに導入することができ、毎月2~3人が一週間かけていた入金確認作業がなくなったそうです。
インタビューでは、請求・回収業務で起きていた問題と導入後の効果について、事業を俯瞰して見られているマーケティング本部中尾俊様、小滝万結様、サービス品質向上を担当されているコンサルティング本部 田崎華奈様にお話を伺いました。

Subject

課題

  • 支払い遅延や未回収率が完全に無くならない
  • 督促は続ける必要があるため負荷がかかり続けていた

Purpose

導入目的

  • 導入に開発工数がかからず、運用フローを変えずに利用できることがポイントだった
  • 支払い遅延への対応に柔軟性をもたせられたことも良かった

Result

効果

  • 個人事業主特有の入金確認作業がなくなった
  • 督促にかかっていた回収コストも軽減できた
  • 空いたリソースでサービス品質の向上に注力できるようになった
01.
課題

成長スピードに耐えられる、効率的な請求・回収業務体制が必要でした

「くらしのマーケット」では、お客様からの予約が成立した場合のみ手数料が発生し、月締めで出店事業者に請求をしています。請求・回収業務では、先月分の予約情報を集計・出店事業者に請求する業務を行っています。マーケティング本部本部長 中尾様によると、出店事業者や流通額が増えるにあたって危機意識が芽生えたようです。

「出店登録数や流通額が増えるにあたって、お支払い遅延の出店事業者数、未回収金額が段々と増えてきました。2015年頃から、請求・回収業務に対して本格的に改善策を検討する必要があると社内でも危機意識が芽生え始めました。」(中尾様)

中尾様は、具体的な改善策を検討するため、モニタリングを行いました。
そこで、請求・回収業務の見直しの必要性を感じたようです。

「モニタリングをしたところ、売上が発生した出店事業者ベースで入金遅れが初月に12%発生していたことが分かりました。また、自社の督促による効果もモニタリングしたところ、初月から未払い率は段々下がって行くのですが、初月12%、2ヶ月目6%、3ヶ月目4%、4ヶ月目3%、5ヶ月目以降が変動なしと分かりました。そこで、督促業務にかかる人的リソースは完全に無くならない認識を持ち、請求・回収業務の見直しを検討する必要があると考えるようになりました。」

見直しを検討する上で、自社掛けの体制強化の検討はほとんどなく、
代行サービスを検討されたそうです。コンサルティング本部の田崎様に理由を伺いました。

「お支払いの遅延が発生すると、その出店事業者に何度も電話をかけることになります。お支払いの遅延をされた出店事業者の数以上に、何倍もの勢いで督促工数が増えていました。売上が発生する出店事業者数の拡大に合わせて、お支払い遅延の出店事業者数も増加し、これ以上、督促業務にコストを割くことができないところまで到達していました。また、弊社の取引先の特徴として個人事業主の方が多いため、どうしても全体的に未回収リスクが高くなりがちで、未回収金額が段々と増えていました。自社掛けでかかってしまう請求・回収業務の工数、リスクの高さから、自社掛けではない他の改善策を検討するようになりました。」(田崎様)

 

 

マーケティング本部 小滝様

02.
導入目的

これまでの運用フローを変えず、スムーズに導入できたのがポイント

一定の割合のみのお支払いで未回収になるリスクが抑えられ、督促自体からも開放される「請求業務代行と債権買取」を備えた代行サービスを探されたそうです。「NP掛け払い」に決めた理由を伺いました。

「実は競合サービスも検討していました。『NP掛け払い』を採用した理由は開発工数がかからず、これまでの運用フローを変えずに利用できる点が大きかったです。『NP掛け払い』は、請求データをCSVで取り込むことができ、特にシステムを繋ぎこむ必要がありませんでした。かなりスムーズに導入できるというのが重要なポイントでした。

また、出店事業者の支払い遅れに対して、柔軟な対応をしていただけるのも良かったです。ある出店事業者が一度うっかりお支払いを忘れてしまったとしても、速やかにお支払いいただければ、継続して『NP掛け払い』をご利用いただけるのは、出店事業者への利便性向上になっていると思います。」(中尾様)

 

 

マーケティング本部 中尾様

03.
効果

毎月2~3人が一週間かけていた業務が、全てなくなりました

「NP掛け払い」の最も効果があったことについて、田崎様に伺いました。

「『NP掛け払い』を導入する前は、出店事業者の大半が個人事業主のため、入金の照合作業が大変でした。お振込みの名義が本当にバラバラで、屋号で振り込んでくれればいいんですが、お名前もどなたなのかが分かりにくく、請求金額が他の出店事業者と同じケースもあるので、入金照合に時間がかかっていました。請求対象の出店事業者が多い場合、金額でも当てきれず、お名前でも当てきれずで、時間を要していました。自社で入金照合をしていた頃は、毎月2~3人の担当者が一週間程はかけていましたね。すごく大変で、、パートさんを雇用していましたが、パートさんも「終わらない終わらない…」と苦しい状態でした。

『NP掛け払い』導入後は、弊社では出店事業者への請求をほぼ全て『NP掛け払い』に移行しており、入金の照合作業を自社で行うことが全くなくなりました。その分の時間を他の業務・本来の業務に回すことが出来るようになったのが、最大のポイントだと思っております。また、督促業務も弁護士委託に回ることが多く、回収コストがかさんでいましたが、解消されました。」(田崎様)

続けて、「NP掛け払い」導入によって生まれたリソースの有効活用方法を伺いました。

「『NP掛け払い』を導入して削減できたリソースは、コンサルティング本部の本業に回すことができています。出店事業者へのコンサルティング、ルール違反している出店事業者の確認・取り締まりから、お客様とのやり取りに対して出店事業者からの問い合わせがあったときの対応など、サービス品質の向上に注力できるようになりました。」(田崎様)

 

 

コンサルティング本部 田崎様

04.
事業展開

インターネット上で安心して取り引きができる人を、さらに増やしていくために

サービス品質の向上にさらに注力されている、みんなのマーケット様。
インタビューの最後に、今後の事業展開について中尾様に伺いました。

「出店事業者をさらに増やすことで、より多くのお客様がご利用できるようにしていきたいと考えています。具体的には、全国に十分な出店数を揃えられるように、大都市以外の地域にいらっしゃる出店事業者へのアプローチ。既に多くのお客様にご利用いただいているハウスクリーニングや引っ越しといったカテゴリー以外にも、出張カメラマンや出張シェフなどのエンタメ系のカテゴリーにも注力していきたいと考えています。また、お客様と出店事業者がもっとスマートにやり取りが出来るように、アプリの開発にも注力していこうと考えています。」(中尾様)

 

ベンチャー企業では、「どれだけ事業を成長させることができるのか(できたのか)」
問われることが多く、売上に直結する業務は注目される一方で、請求・回収業務はおろそかになる傾向があります。 みんなのマーケット様は、インターネット上で安心して取り引きができるプラットフォームを目指し、心理的な負荷や事業成長のスピードを妨げる要因となっていた「決済」の見直しをされました。
わたしたち「NP掛け払い」は、ベンチャー・スタートアップが本業に注力できるように、 「決済」から支えていきます。

 

「会社に猫がいる」minma Inc.

導入企業

みんなのマーケット株式会社

事業内容 オンラインマーケットプレイス
顧客 個人事業主、一般法人
従業員数 70名
URL http://www.minma.jp/
BtoB・企業間後払い決済/請求代行サービス「NP掛け払い」
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