- 株式会社タイミー様
- 単発バイトサービス「タイミー」事業
- 業種:ワークシェアリングサービス
スキマ時間で働きたい働き手と企業、店舗をマッチングするワークシェアリングサービスを展開し、日本でも有数の急成長を遂げているタイミー様。2018年11月の段階では顧客数が約200件、登録者数が約24,000人でしたが、 約3年後の2023年1月には顧客数は大手飲食チェーン店を含めた100,000店舗、登録者数は、400万人に激増しました。 今後はさらに3~4倍の成長を見込んでいるといいます。
導入検討当初、社員数が8名だったタイミー様がバックオフィスの効率化において最初に手をつけたのが、請求業務のアウトソースでした。なぜ請求業務に目をつけたのでしょうか?導入背景について聞いてみました。
Subject
課題
- 今後、取引量が増えていくことは明白だった
Purpose
導入目的
- 組織文化を守ること
- 社員でなければ価値が発揮できない業務に集中してもらいたかった
Result
効果
- 経理を増やさずに、10倍の請求数に対応できた
導入前の問題
請求業務の負荷が拡大することは明らかでした。
– なぜ請求業務をアウトソースしようと思ったのですか?
以前はシステム上でメールに請求書を添付して顧客に送付していました。しかし、システムで自動化できるのは請求書の送付のみで、入金管理や督促は経営陣が直接行っていました。今後、取引量が増えていくことは明白だったので、請求書払いによる上記業務がさらに増え、負荷が高まることは見えていました。加えて、取引量が増加すれば請求に関する問い合わせも増加していきます。
増加する負荷に耐えうるスピードで、社員を雇用するなどは現実的ではなかったので、それらの業務を効率化することは必須でした。
– 請求業務を整える上で、他に検討された手段はありましたか?
請求書発行サービスの利用は検討しましたが、そのようなサービスでは、入金消込と入金額のズレが生じる場合には督促業務が残るなど、完全に工数を削減しきれるわけではありません。
また債権を保証いただけるサービスであれば、未入金の場合を想定しなくても良いので、その点も備えているサービスが良いと思っていました。
– クレジットカードという選択肢もあると思いますが?
我々の顧客には飲食業界をはじめ、その他の業界でも大手の企業様が多いです。そのような企業様には請求書払いを求められることが多々あります。また、請求書払いとクレジットカードの両方を導入することで業務が煩雑になる可能性が高かったので、それであればどこの企業様でも対応いただける請求書払いを先に導入するという判断は自然なことでした。
– 請求業務代行の中でも、なぜNP掛け払いだったのでしょうか?
ネットプロテクションズの営業担当の方から、当社のプロダクトの可能性を信じて頂き、手厚くフォローをいただいたのが大きな理由です。もちろん利便性も、他社サービスと比較してもっとも高いと感じました。当社の顧客の多くを占めている飲食店にとって重要なコンビニ払いがあったことも大きなポイントでした。
導入目的
ノンコア業務はやらせたくありませんでした。
– アウトソースすることで達成したかったことはなんでしょうか?
タイミーは、「ワークハード・プレイハード」というポリシーを掲げています。これは、遊びも仕事も同じように楽しむことを大切にするということです。一方で社員が価値を発揮できる業務以外の領域は、社員のストレスに繋がってしまいます。社風を体現し続けるために、社員のストレスに繋がる業務領域においてはアウトソースできるものは極力アウトソースしようと考えています。
もちろん請求業務負荷を削減するというのがNP掛け払い導入の理由ですが、どのような判断をするのも一番大きな目的は組織文化を守ることです。社員には社員でなければ価値が発揮できない業務に集中してもらいたいという想いがあります。
導入後の効果
会社のカルチャーを守れると思いました。
– 導入後の効果について教えて下さい
我々の請求書を発行する件数は10倍に増えましたが、経理の人数は増やさずに対応することが出来ています。
また、誰でもできるような業務は自分自身の存在価値を下げるような業務だったりするので、ノンコア業務を残さないというのが大切だと考えています。
社員がノンコア業務をしなくていいので、前述したようなストレスがかかることなく、結果としてNP掛け払いを導入することで、会社のカルチャーを守ることにもつながると思いました。
導入企業
株式会社タイミー
事業内容 | インターネットメディア及びアプリケーションの企画・開発・運営、マーケティング、ブランディング、各種コンテンツの企画・制作 |
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顧客 | 飲食店・店舗 |
従業員数 | 670名(うち正社員501名・2023年3月現在) |
URL | https://timee.co.jp/ |